[図解あり] MacのメールやカレンダーアプリでMicrosoft Exchangeアカウントを利用する

このページでは、Microsoft Exchange アカウントをMacに設定する手順を説明します。

アカウントを所持していない場合は、先にアカウントを取得してください。

Macでは、以下のアプリでExchangeアカウントを利用できます。

  • 標準メールアプリ(メール.app)
  • 連絡先アプリ(連絡先.app)
  • カレンダーアプリ(カレンダー.app)
  • メモアプリ(メモ.app)
  • リマインダーアプリ(リマインダー.app)

macOS Sequoia, Sonoma, Ventura の手順はほぼ同じです。このページではSonomaの画像を使います。

アカウント設定手順

インターネットに接続する

Wi-Fiの繋ぎ方がわからない場合は、以下の記事を参照してください。

[図解あり] MacでWi-Fiに接続する方法
システム設定を開く
「インターネットアカウント」を選び、「アカウントの追加…」を押す
「Microsoft Exchange」を選ぶ
名前とメールアドレスを入れて「サインイン」をクリックする

「名前」はメール差出人名になります(後でカスタマイズできます)

「サインイン」をクリックして進める
パスワードを入力して「サインイン」する

このステップは所属組織による違いがあるので、所属組織のシステム管理者の指示に従ってください。

(多要素認証がある場合)スマートフォンなどで認証する

このステップも所属組織のセキュリティポリシーによります。所属組織のシステム管理者の指示に従ってください。

アカウント連携するアプリを選び「完了」する
登録したアカウントとメールアドレスが表示されれば完了

各アプリのデータの同期

インターネットに接続した状態で、Exchangeアカウントを使うアプリを起動してください。

自動的にExchangeのデータ同期が始まります。既存のデータ量や通信環境によっては、同期に時間がかかる場合があります。

iPhoneやiPadとデータを同期する方法

iPhoneやiPadを持っている場合には、それらにもExchangeアカウントを登録することで、デバイス間でカレンダーやメモなどを共有できます。

アカウント設定の方法は、以下のページを参照してください。

[図解あり] iPhone・iPadのメールやカレンダーアプリでExchangeアカウントを利用する

利用するアプリの変更方法と、アカウント同期をやめる方法

システム設定を開く
「インターネットアカウント」を選び、「変更したいアカウント」をクリックする
利用アプリを変更する場合 アプリのスイッチを切り替える

オンにしたアプリでExchangeのデータが利用可能になります。

オフにすると、そのアプリからExchangeの項目が削除されます(Microsoftのサーバにはデータが残ります)。

アカウント同期をやめる場合 「アカウントを削除」をクリックする

「削除してもよろしいですか?」とダイアログで確認されるので、本当に削除して良い場合は「OK」を押してください。

Exchangeアカウントの全てのデータがMacから削除されます(Microsoftのサーバにはデータが残ります)。